☆ 目を整える ☆

本には簡単に目を整えるとしか書かれていません。
ところが、実際にやってみると、目を整えるという意味が最初はとてもわかりにくいのです。
ここでは、実際に同じ目数のパターンを目を整えたものと、そうでないものを比較してみます。
さて、目を整えるってどういうことなんでしょう。
これのパターンは
リング 4p1p1p4 閉
チェイン4p2p2p4 
になります
同じパターンなのに、こんなに大きさが違います。
A はチェインの終わりにシャトルの糸を引っ張って目を整えました。
B はそのままにしています。
作ってみるとわかるのですが、目を整えたもののほうがしっかりしています。目を整えないでシャトルの糸を引っ張ってない方はチェインの部分がぶわぶわと柔らかく頼りありません。
上の写真をもっとわかりやすいように拡大しています。
目の詰まり方がわかりますか?
シャトルの糸をチェインの終わりにひっぱって目を整えると、ぴしっとした仕上がりになります。
目を整えていない場合は、このパターンではそれほど影響は出てこないのですが、ドイリーなどではチェインの部分が妙に延びていて、作品の仕上がりがきれいにならずにだぶついているようになってしまいます。






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