☆撚り止めの方法 その2 ☆

織り糸用、およびレース糸などの細番手に

織り糸やレース糸などの細番手の糸を紡いだときには
お湯につけて糸を膨らませるやりかたではなくて、蒸して撚り止めをします。
ねじりかせや木枠に巻いた状態で撚り止めをすると糸の表面が荒れなくてきれいな糸が出来ます。
織り糸は単糸で使うことが多いので、かせ上げするとこんなふうにちりちりになります。
上のかせをしっかり広げて、きつめのねじりかせにします。

ねじりかせにしないで、写真のように木枠に巻き取る方法もあります。
木枠は思ったよりも大きいので、蒸すのにはかなり大きな鍋が必要になるので、下の写真のように四角い厚紙を組み合わせて木枠もどきを作ってそこに糸を巻くやり方もしています。
レース糸のような細番手でgが少ないときはこちらが便利です。
蒸気の上がった蒸し器に入れます。
蒸す時間は撚りの強さによっても変えています。
5分から10分くらい。
熱々の状態でかせを開いてぶら下げたときにくるくると回らなければいいです。かせがくるくるとねじれたたら蒸す時間が足りないので再度少し蒸します。
ねじりかせを熱い状態で広げて、フックにかけます。撚りがきつくて、かせがくるくる回るときはおもりをかけます。
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