☆ リストディスタフを作ろう ☆

ドロップスピンドルで紡いでいると、時々、左手に持っているローラッグが紡いでいる糸に絡まってしまうことがあります。ふわふわのローラッグは持ちにくく、どうしたらいいかなと思っていたら、リストディスタフという手首にローラッグやトップを固定するものの存在を知りました。最初はどうやって使うんだろう?と思っていましたが、実際に自分で作って使ってみるととても便利なものでした。ドロップスピンドルでは必需品というわけがわかりました。簡単に作れるので、ぜひ気に入ったもので作ってみてください。

好みの毛糸を用意します。太さは並太程度がいいでしょう。
それと別にディスタフをくくる別糸を用意します。綿糸やレース糸など。
好みのボタンやビーズをいくつか。
毛糸を1周80cmの長さで16回(四つ編み時)か18回(三つ編み時)巻きます。
巻いたら、一箇所を切って、80cmの長さの毛糸が16本あるようにします。
ここで、一色のディスタフじゃなくて、カラフルなのにしたいというときは、他の色の糸を使えばカラフルなディスタフができます。
端から20cmのところで別糸で仮止めして毛糸の束をくくります。
そこから四つ編み、もしくは三つ編みをはじめます。長さは自分の手が入るくらいの長さの輪ができるくらい。
四つ編み、三つ編みができたら、仮止めしていた別糸をはずして、編んだ部分が輪になるように一つにくくりなおします。別糸でかなりしっかりと巻いてくくってください。
房になる部分を20cmの長さに揃えます。
そのあとで、房の一つ一つにおもりのビーズ、もしくはボタンを通して、毛先を一回だけ結ぶと出来上がり。
毛糸なので通しにくいので毛先を糊やボンドで尖らせるとうまく通ります。

←できあがりはこんなのです。
私が作ったときは70cmのかせで作ったので、ちょっと房の長さが短いところがあります。ボタンは家にあったありあわせのものを使いました。

ボタンやビーズがなくても十分使えると思いますが、あったほうがおもりにもなるし、房の毛糸がスピンドルの糸に絡まないように思いました。
使い方はディスタフを左手首にかけて、その手首と輪の間の隙間にローラッグ、もしくはトップの端を入れて、房の部分にローラッグ、トップを巻きつけて使います。

ローラッグのときは、手首と輪の部分にラッグのお尻の部分を差し込むだけで使ったりします。



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