☆ Andean Plying アンデスの撚り合わせ ☆

スピンドルが1本しかない場合や、それほど多くない糸を双糸にするときにやります。
アンデス地方のやりかたの撚り合わせです。太い糸のときは不向きです。
スピンドルの糸を左手に巻いていきます。
親指のあいだを通して向こう側にスピンドルを持っていきます。
手の甲側から持ってきたスピンドルを、今度は下から上へ、写真の矢印のように中指に糸をかけます。
上の写真で中指に糸をかけた後、手の甲へ糸を回して、今度は親指側の方から、同じように下から上へ、中指に糸をかけます。
矢印のとおりに糸が中指にかけられたら、また手の甲側に糸を回して、小指側から下から上へ、中指へ糸をかけていきます。この繰り返しで糸を手に巻いていきます。
全部巻き終わったら、中指を折って、中指にかけていた糸を手前にはずします。
撚りがかかっているので、手首にちゃんとくっついています。
糸の最初と最後を持って、スピンドルで単糸のときとは反対の撚りをかけていきます。
こうすると双糸にしたときに、途中でボビンの糸が片方なくなる、ということがありません。

難点は、太番手の糸だと、それほど左手に巻けないこと。糸が多いと中指が痛くなること。




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